もち苺枕草子





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拝啓 :: 2012/06/06(Wed)

毎晩、ピアノを弾いています。
家に帰ってお父さんの祭壇を見るたびに行き場の無い悲しみが押し寄せて、吐き出すようにピアノに向かいます。
今、私にピアノがなかったら私はおかしくなっていたかもしれません。
まだカスタネットもできないようなリズム音痴だった私にピアノを与えてくれて、事あるごとに音楽に触れさせてくれて、それがなかったら私はピアノが弾けなかったはずです。

ドビュッシーの月の光。アラベスク。
バッハの主よ人の望みの喜びよ。
モーツァルトのキラキラ星変奏曲。
リストのラ・カンパネラ。木枯らしエチュード。
ドヴォルザークのユーモレスク。
パガニーニにタルティータ。ベニスの謝肉祭。
タイスの瞑想曲。ルスランとリュドミュラ。
そして金婚式。

どれももう満足に弾けません。
指がなまって動かないし、最初の一音で数年間を後悔します。

でも毎晩弾いてます。
お父さんがくれたピアノで。
ガタガタになったペダルで。
安物のヴァイオリンで。


こうやって自分を騙すしか無い。
写真が惨い。肉声が残酷。
全ての思い出が毎晩私を苦しめます。

こんな時人は、ぼんやりと虚空に神を見つけるのでしょうか。

公園へ連れて行ってくれたみたいに、
劇場へ連れて行ってくれたみたいに、
連れて行ってくれたらよかったのに。
私もお母さんも皆。

ねぇ、家族はずっと一緒じゃなかったの?
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