もち苺枕草子





スポンサーサイト :: --/--/--(--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. スポンサー広告

■須く :: 2012/04/06(Fri)

 

数日ですが父が退院してました。
退院したとか書くとなんか嫌な予感がして躊躇ってましたが。

とにかく退院してたんですが、やっぱりまた入院しないといけなくて、
今日病院にいった母が、
もう入院したら戻れない可能性がとても高いといわれたらしいです。
治療もしない、あとは痛みと戦うだけ。
そういわれたらしいです。

お父さんは、病院から戻った母に
「いい報告はある?いい話を聞かせて」て言ったんだって。

半分冗談、半分すがる気持ちで言ったのかな。
そんな報告はないと、母の目が物語っていても、
父は取り乱さないし、内心がどれだけ複雑でもしっかり構えてる姿が男らしい。

とにかく一度病院に戻らないといけないんだけれど、
父はそれを嫌がって行こうとしない。
行ったらもう戻れないことが分かってるのかもしれない。
痛みがあっても、いざって時遅れるかもしれなくても、
どんがいて、弟がいて、昔私とも弟とも沢山遊んだ庭があって、
毎日の夕焼け小焼けの音楽が聞こえて、自分が建てた家の中でゴホゴホ咳をしていることが今の幸せなのかもしれない。
何より母がいて、大喧嘩してた時期があっても、「お父さんの最愛の人はお母さんだよ」と私に言い切って、うっとうしいくらいの母の気遣いにイライラしながらも、お父さんは一生を振り返ってるのかな。

死を前に何を考えるんだろう?何を思ってるんだろう?
私のことは?弟のことは?お母さんやおばあちゃん、おじいちゃんは?
今幸せって思えてる?
もっと料理のレシピを残せばよかったって思ってる?
私、お父さんにもっと甘えたらよかった?
何年か前にいったグアム旅行でなんで私はお父さんとお酒を飲まなかったんだろう。
毎日お酒を楽しそうに飲んでたお父さんとどうしてもっと話さなかったのかな。
お父さんが教えてくれたピアノを練習しなかったの
大好きな曲をちゃんと弾けるようにしなかったの
人は後悔しながら生きていくっていうけどこれがそのことなの
何かもかもがもう間に合わない

一生懸命、宗教を否定してきた。
こういうときこそ、気を張ってないと、私は気が強くても弱いし、ふらふらしてしまう人間だからあっという間に宗教に飲まれてしまいそうで、危ないと思ってたから。
宗教が語るのは全部幻想で、人の理想以外のなんでもない。

でも私は今教会に怖くていけない。
神父さんに、お父さんはどうですか?と聞かれて本当のこといってしまって、神父さんの言葉を聴いたら、ああそうなのかな、お父さんと別れるっていうのとは違うんだな、って納得してしまいそうで。
どんな宗教でもそう。
お父さんは遠いところで見守ってくれてるのよとか。
私もいつかはお父さんと同じところにいけるとか。
この世とあの世は別世界なだけで、お父さんはこれから他のところで生きるだけとか。

そうだったらどんなに楽だろう。

お父さんは死ぬのではなくて、この世界と別のところにいくだけ。
私もいつかはお父さんと同じところにいけて、それが早いか遅いかだけ。
死ぬとかじゃない、ちょっと違うところに行くだけ。
イエス様の元にいくだけ。
極楽浄土にいくだけ。
星になってずっと行き続けるだけ。
毎年お盆に会える。
守護霊になって皆を守ってくれる。

どれもなんて楽なんだろう。
お父さんがいなくならず、そばにいてくれるならどんなに嬉しいか分からない。
祈れたら楽だ。全部一気に楽になれる気がする。
こんなに気を張って疲れて、抗って、何が良いのかわからない。

この自分との葛藤が今一番大変。
本能はもう傾きかけてるのに、理性がそれはダメだと訴えてて、
じゃあなぜだめなのと理性が問うと、
弱いところに付け込まれてるだけで心から私が求めた信仰ではないからと答えられる。
辛いから縋るだけのことで、それは本当の信仰じゃないし、
私は何度でも言うけど、神も仏もいないと思う。
父がこのまま死んだとしても、それはは運命なんかでもないし、何かを終えたからでもない。
酒の飲みすぎ、タバコの吸いすぎ、そして私たちが気づくのが遅れた所為と、たまたま、本当にたまたま、この一年だけ健康診断に行かなかった所為だ。
癌の所為だ。

神も仏も関係ないし、父が罪を犯したからでもない。

でもやっぱり思うたびに辛い。
原因が癌であっても、これじゃどこにも救いがない。
癌が悪いんですよ、はい、終わり。

誰が父を、残された家族を救ってくれるんだろうか。誰もいないじゃないか。
それがこの世なんだろうけど、救ってくれると信じて疑わないことは羨ましい。
信じるものは救われるのなら、ほんとにその人は精神的に救われてる。


父に、何かを聞くのは酷だろうか
凄く聞きたい。

これからの自分をどう見て欲しいと思ってるのか
私や弟や母にどうなって欲しいのか
ホントに幸せになってほしいって父が言ってくれたら、それが一番救いかもしれない


お父さん 大好き
私はいつもいつも小さい頃の思い出や、お父さんが元気だった頃のことばかり思い出しては泣いて、あんなことあった、こんなことあった、もうこれからはなくなるんだとそんなことばかり考えて、私も母と同じ、こんなときはお父さんが死ぬ前提で考えてしまってばっかり。
まだわからないよね。お父さん生きてるんだから、こんなことばっかり考えるのは間違ってる。
ホントに死んじゃったとき、思い出して泣けばいいのに。

あと3日くらいしか家にいられないらしい
仕事いきたくない 家にいたい お父さんの近くにいたい
どこもいきたくない 
仕事なんてどうでもいい

こうやって書いて吐き出さないと保ってられないんだなぁ…。




ねぇ そういえば ポジティブってなんだっけ
スポンサーサイト
  1. 枕草子
  2. | trackback:0
  3. | comment:2
<<■北風が止んだ | top | 俺は鳥刺し>>


comment

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2012/04/07(Sat) 03:16:24 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

>Mから始まる匿名さん

毎回毎回、見返してみれば情けない記事なのに丁寧にコメントもらってありがとう。

いざ聞こうとするんだけど口からその言葉出てこないんだよね。
迷ってる時間なんかないかもしれないのに、難しいもので…。

なんでもそうなのかもだけど、最初の一歩、最後の一言って踏み出すのが大変だなぁー
踏み出しちえば「あぁこんな感じなんだ」って分かるのにね

  1. 2012/04/09(Mon) 12:44:14 |
  2. URL |
  3. もち苺 #CBGiEf.2
  4. [ 編集 ]

comment


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://mochichigo006.blog.fc2.com/tb.php/320-d99e61ff
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。